餌とするエビの量はどれくらい?
実際にエビ撒き釣りに出掛けることになり最初に迷うのは、購入するエビの量だと思います。
餌屋さんによってはエビの量がバラバラで、実際にどれくらいの量を購入すればよいのでしょうか?
店によって、金額単位で買えるお店と、杯単位で買うお店といろいろあります。また、地域によっても金額に差がありますので1杯300円~900円と結構な差があります。
実際のエビ撒き釣りでは付けエサにシラサエビをつけて、撒きエサにもシラサエビを撒いて釣りますので、エビの撒き方次第では沢山の量が必要になったり、買いすぎて余らせたりしてしまいますので、実際に購入されるお店の量によって変わりますが、行きつけの餌屋さんを決めて買う量を決めるのが良いと思います。
人によって実際に使用する量が異なるのも分かりましたが、初めて買う量はどれくらいを目安にすればよいのでしょうか?
初めてのお店の場合量がわかりませんので、おおよそ2000円くらいを目安に購入されるとよいでしょう。(3時間程度分くらい)
保管ボックスの(エビクーラー)の容積にも注意してください。
エビの持ち運べる量は保管ボックスによっても限界の量があります。容積の少ないボックスではエビが多いとすぐに弱ってしまいますので、注意したいところです。
水温について
夏場なんかですと外気温や直射日光などの影響により、ボックス内の水温が上昇してしまいますので、保冷剤や氷などで温度上昇を防ぐ対策が必要になります。またクーラーボックスは直接地面に置きますと地熱などの影響も受けますので熱を通しにくい発砲マットなどを下に置くのもいいかもしれません。
酸素量と水質
酸素量は電池式のエアーポンプを使用してボックス内に酸素を供給することが必要です。
各メーカーから多種多様の物が市販されていますのでお好みでチョイスしてください。電池の持ちのいいものから、気泡の粒が細かく出るもの等あります。電池の残量がわかりやすいものはおすすめですよ。
現地についてポンプが電池切れでストップなんて失敗も一度や二度経験している方も多いです。
ポンプが動かないと酸素が供給できない。
水質これは、エビの量にもよりますが、ボックス内の水が濁ってしまい、エビが弱ります。エビボックスの水はろ過することは出来ませんので、時間の経過とともに悪化していきます。
量が多ければ悪化速度も速くなります。長時間の移動の場合、水替えが出来れば長時間エビを元気で保つことができるでしょう。
エビボックスにエビネット
エビくーらにはネット(網)がセットされているものが多いと思います。これはネットにエビが掴まるところを必要とするためです。掴まるところがなければエビの弱りも早くなります。また、網枠が老朽化で錆が目立ってくるとネットを買い替えてください。
錆のあるもののそばで釣り針を使用しますので感染症を防止する意味でもここは買い替えをお勧めします。さびないプラスチック製の物もあります。
浮きの選択基準は何を基準に選ぶか?
棒浮き釣りのウキの選択基準は何を基準に選べばよいのか?
浮きってカラフルでどれを選べばよいのか迷ってしまいます。
浮きってホント沢山ありますから、迷いますよね。いろいろなジャンルによって様々な形状のウキがありますが、エビ撒き釣りに使う棒ウキは、名称にエビ撒き釣りとか、ハネ釣りとか、チヌ(黒鯛)とかはいった名称のウキを選べばよいでしょう。
浮きの銘柄が決まった後、ウキの号数(浮力)の選び方も悩みの種ですが
実際に釣りに行かれる場所の深さによって選択されるのが良いと思います。絶対にこうでないといけないという決まりはありません。
一般的な波止で使用する場合は0.5号~2号程度のウキがあればよいでしょう。風もなく深さも浅い場合は、0.5号くらいの物で、風が強くなれば状況によって重いものを選択していけばよいでしょう。市販されているセット仕掛けなどは1号くらいのものがセットになったものが多く市販されていることから最初は1号の物が良いのではないでしょうか?
浮きを基準に仕掛けを選択したら失敗します。
新しく購入したウキを使いたいから
新品のウキを使いたい気持ちは、
わかりますがウキを基準に仕掛け選択すると結果失敗する事になる。
その日の釣行場所や、天候、潮の流れの速さや風向きによって、軽い仕掛けのほうが良い場合と逆に重い仕掛けのほうが良い場合があります。
例えば風の強い日に風を背中に受けて釣りをしていたとします。
エサの交換などで仕掛けを上げる際に軽い仕掛けでは風に吹かれて取り込むことが困難になり、ある程度の重さがなければ仕掛けの回収が難しいこと想像できると思います。
特に人工の波止場には電線が引いてある場所もありますので竿を立てる範囲にも制限があったりする場所も多くありこういった場所では、仕掛けが回収できる程度の重さは必要で、錘りを増やす方法と、ウキ自体に重さのある自立浮きを使う、という選択もあります。
仕掛けの選択は魚側から選択する。
仕掛けは魚側からとよく言われます。
魚に合った針の大きさ
ハリスを選択する(状況で太さを選ぶ)
錘とウキの選択
道糸
のように魚に近い側から仕掛けを選択しバランスを考えながら組み立てるといいようですよ。
エビの撒き方は?
エビの撒き方って?どのように撒けばいいのでしょうか?
現地に到着してから釣り座を決めてここで釣るってポイントを絞って、エビ撒きの尺で初回に2,3回パッ、パッと撒いてください。
そして仕掛け投入毎に4,5匹程度撒いてください。エビを切らさないイメージで撒きます。時間帯によって撒く量をセーブしたり増やしたりして調節してください。
エビを撒いて仕掛けを投入しましたがその後は何をすればよいのでしょうか?ずっと待ってればいいのかな?
ときどき、仕掛けを引っ張り(浮きのトップが沈むくらい)誘いをかけてみてください。張ったり緩めたり、緩急をつけて変化をつけてみてください。定期的に仕掛を回収しエビを新鮮なものに付け替えて、これらを繰り返してください。
茶こしを合わせたような器具を使ってる人を見かけましたがあれは?
撒きエサを撒くための器具です。
エビを狙った場所にピンポイントに投入することができます。
尺では届かない遠い場所や、深い場所に撒きエサをするための器具になります。便利ですがトラブルも多く餌の使用量も多くなりますので使いどころが合えば使用してもいいと思います。
まずは、最初の1匹目を目標に実際に釣りをしてみてください。
最初の1匹目を釣ることが肝心!
エビ撒き釣りに出掛けて、釣りを始めたものの1匹も釣れないでは悲しくなりますよね?
ハネ釣りはとにかく最初の1匹目(通算の1匹目)を釣るまではコツのようなものもわからず、本当にこれで釣れるのだろうか?と不安になります。
仕掛けはこれでいいのだろうか?
タナはあってるのか?
撒きエサの量はどれくらい撒くのか?
仕掛けのバランス浮きと錘と深さの関係はこれでいいのか?
そもそも時期を間違えてないだろうか?
初めのうちの釣れない原因のウエイトを占めているのはほとんどの場合撒きエサの量です!餌に使うシラサエビは臭いで魚を寄せる事はできません、つまり魚の視覚にとらえてもらう必要があります。
たとえるなら、空を飛んでいる蚊を見つけることを想定してみてください、単体で飛んでいる蚊を見つけるのって大変ですよね?でも、蚊柱って遠目からでも見つけるのって容易ですよね?
撒きエサが少ないと見つけて貰うのは難しいのです。エサのシラサエビ余ってませんか?もしくは購入量が少なくないですか?
気を付けないといけないのは、魚のいないところに撒いても無意味だと追う事です。
最初の1匹目が釣れたならその仕掛けを大事にしてください。
仕掛けを処分せずに大事に保管してくださいって意味ではないですよ、(釣り場には捨てないでね)
初めのの通算1匹目が釣れたなら、
だれが何と言おうとその仕掛けであなたが釣ったことには違いない仕掛けです。その仕掛けがいまのあなたの使用道具に合った仕掛けでですのでそれを大事にしてください(基準にしてくださいって意味ですよ)
あとは、その基準から足したり引いたりしながらベストなものを構築していってください。
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