ウキ釣りのウキ高価なものは何が違うのか?体験し納得した。

堤防や、磯といった陸地から釣りをする前提で、エサを使用したウキ釣りという前提の上での体験記です。

謎だった、高価なウキは何が違うのか?

ウキって、棒ウキや円錐浮きをはじめとして様々なウキが販売流通しておりますが、いったい何がどう違うのか?ずっと謎でした。
釣り始めた頃に、釣具店員のオススメのうきを1つ3500円くらいしたものを2つ買ったことがありました。(磯釣りを視野にオススメの円錐のウキ)

ワゴンセールで売っているウキ1つ200円の物もあり、そちらも2つ買いました。
形状大きさともほぼ同じように見えます。見た目は若干の色違いぐらいで、違いが全く判りませんでした。(素材が違うのは分かっていましたが)

訳も分からず釣行日当日、釣りに連れて行って貰った人にそのウキを見せました。
いいの買ったんや、、、、と回答(なにがどういいのと内心思って)そのまま釣りをすることに数時間後、なぜかラインブレイクしてウキだけが流される事態にお金が流れていった感がしました。
怖くなったので、安いほうのウキを使用してその日は最後まで釣りしましたが、特に違いわわかりませんでした。

ロストの恐怖から、安物のウキを使用し続けて10年ほど経過し安物のウキでも問題なく釣果が出せる(アタリや変化が明確に捉えられるようになり)
たまたま、ずっと高価だから使えなかったウキを使用する機会があり、そのウキを使用したみたところ、変化がとても明確に分かるようになっていました。

ウキの角度や、魚からの反応エサを吸い込む前の微妙な魚信まできっちりウキが仕事をしています。エサ取りが触ってるのも一部判別できます。
安物のウキではこんな反応は出てなかったものまで出ます。
おそらく釣り始めた頃にも半分くらいは、反応が出ていたのでしょうが分からない
(高価なウキの見方を知らない)為、見過ごしていたと思います。

仕掛けがどっちに入って行ってるかとか、ウキが先行しているのか?とか、エサ先行とか?エサが針に残っているのか?とか、
そういった事を意識して釣りをするようになったからこそ、見える世界になったのではないかと思っております。

ここ数年の釣りでは、

守りの釣りから攻めの釣りへ

釣れた釣り(守りの釣り)から
釣った釣り(攻めの釣り)にだんだんとシフトしていってるように感じます。
攻めのつりを追求していくには、ある程度の費用をかけたウキというものも必要になってくるのかもわかりません(ただ高いだけのウキもありますし注意が必要ですね)
理由して、ここ最近は貴重なあたりを逃さないように釣っていかなければ、ならないと感じるぐらい、魚が減ったと感じております、(餌があれば魚が喰いついてきてくれる状態はなくなりつつあるのではないかと感じております。)

 

 

減少した当たりを捉えるのにウキが、視覚的にわかりやすく表してくれる仕事をしてくれれば、より魚に近づくことができるのでは?と考えます。

過去の釣行時に見えなかったあたりが見えるようになることで明確に違いが出るのを実感しております。
ただ、お高いウキって、それぞれの開発者の意図によって作られてあるので、
価格が高いからといって必ず自分の今の釣りに合うとは限らないということは間違いないと思います。
よく、波止や動画などで、この浮きしか、、、ダメだ、とかいわれていたりしますが、釣り方や目的が違えば逆効果になったりする事もあります。

高価なウキも使い方がわからなければ只のウキになってしまいますので、
使いこなしている人に教わるのも近道では無いでしょうか?

極論ではありますが
自分に合った使い慣れたウキというものを見つけてください。
たとえそれが安価なものであっても釣り方や感覚というものは人それぞれです。
自分に合ったウキを見つけましょう。

使いこなせれば、使い慣れていないどんな高価なウキよりも信頼できるウキになると思います。

補足、あくまでご自身の釣りをする上での判断材料であり、隣よりも釣るとか、他人に打ち勝つといった事を目的にしているものではありません。
他人と勝負してるのではなく、魚と勝負してるということです。

ウキ釣りをしている以上どうしても避けて通れない状況にウキのロストという災難に見舞われることがあると思います。
近距離の場合は網での回収が出来る場合がありますが、ちょい投げ程度の距離の場合や潮の流れがある程度早い場合など網では届かない距離のウキを回収する道具
パラソル型のウキ回収アイテムが市販されてありますで、常備しておくとお高いウキを使用している場合は1つ回収できれば元が取れますね。

 

 

今日も一回ウキが流されてしまいました。回収アイテムを持って行ってない日に限って
なんで、ここから切れるの?とういうことで道糸が切れますね。
ウキをあきらめようかと思っておりましたが、風が陸地向きでしたので、かなり端のほうまで歩いてゆき網で回収できましたが、
パラソルがあればもっと簡単に回収できたことでしょう。

回収が出来るのなら少々高いウキも使えそうです。

 

ざっくりまとめると、高価なウキは浮力などのバラツキが、少なく、目的に応じて設計されてあり、使い方を選ぶが、その効果は大きいが、間違えて使うとそれがデメリットにもなり得る、

言い方を変えれば大きく表現してくれる(小さなあたりを多少大きく見せる)ので構えて掛けに行きやすくなる反面、速すぎて口切したなんて事も有る(もう少し待てば良かった。)

どちらにせよ使い慣れは必要と感じます。良いウキに巡り会えれば、それがベストだと思います。

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